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鈴木さんにお話を伺っている写真

interview

先輩たちの物語

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『小さなきっかけ』を通じて挑戦と成長を繰り返し、夢を実現できる社会を創りたい


前回に引き続き、株式会社Doorkel 代表取締役 鈴木陽平(すずき ようへい)さんの仕事に対する思いや、今現在運営をされている留学生、教育機関、奨学金提供機関の三者を繋げるオンラインプラットフォームサービス『ShooLynk』ついてお話しを伺いました。

Profile
鈴木陽平
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香港大学 経済学部

鈴木陽平さん

1990年、岐阜県関市生まれ。高校時代をオーストラリアとイギリスで過ごし、イギリスの高校では国際バカロレア資格を取得し、卒業後、香港大学経済学部に進学。外資系戦略コンサルティング企業にて、自動車関連の日系企業の海外戦略立案に従事したのち、株式会社Doorkelを設立。学生の支援を行なっている。

https://www.doorkel.com/

01
interview

大学卒業後から今にかけて

──どのようなお仕事をしてきましたか?

鈴木さん 大学卒業後は、外資系の戦略コンサルティング企業に入社し、主に日系企業の海外事業戦略の立案を行うプロジェクトに携わってきました。現地のメンバーと日本人メンバーでチームを組み、3ヵ月ほどかけて販売戦略の立案などを行なっていました。

私は入社してすぐに海外のプロジェクトに入れていただき、気づけば入社からの3年弱で10カ国以上で海外事業の戦略立案プロジェクトに携わることができました。苦労もたくさんありましたが、多国籍のメンバーに囲まれて、とても刺激のある経験を積むことができました。

──今現在のお仕事、また御社が提供されている『SchooLynk』について教えていただけますか?

鈴木さん 現在は、株式会社Doorkelというインターネットサービスを展開している会社の代表をしています。「Door(ドア)」をきっかけに見立て、人々が何かを始めたり、知ったりするきっかけをたくさん作る会社、そのドア(Door)を開けるという意味を込めています。小さなきっかけから自分の可能性に気づき、挑戦と成長を繰り返し、自分が成し遂げたい・なりたい自分になれるということを立証するというビジョンを掲げ、インターネットサービスを作っています。

現在は教育の領域で『きっかけ』を作りたいと思い、『SchooLynk』というSNSサービスを展開しています。これから留学したいと考えている学生と留学生を受け入れる教育機関と奨学金を提供している財団や企業、個人、また既に留学している人たちが有機的に繋がることができるサービスです。

例えば、いざ海外の大学に留学しようと思っても、分からないことも多いと思います。そんな中で情報収集するにあたり、情報が得られる場所があって、かつ既に現地にいる日本人や留学生と繋がることができれば、留学に対するハードルは下がると考えています。現在は海外から日本に来られる留学生を対象にサービスを展開しており、170ヵ国以上の人々に利用していただいています。自分の進みたい道に対して、学生のリアルな声で情報交換をし合う、ポジティブな場所が『ShooLynk』です。

img-suzuki-03

──現在の会社を起業したのは、どのようなきっかけでしたか?

鈴木さん 中学卒業と同時に地元を飛び出し、最終的には海外でお仕事をさせていただくようになるまでの自分自身の体験が大きく影響しています。地元で生活していた時は、留学とは無縁の生活を送っていましたが、様々な方に『小さなきっかけ』をいただいた結果、オーストラリア、イギリス、香港、北京と多くの国で学ぶことができ、最終的にグローバルな環境でお仕事ができるまでに成長することができました。

海外とは全く無縁だった私でも『小さなきっかけ』で、これだけ人生が大きく変えられたのであれば、もっと多くの人にも『小さなきっかけ』を通じて様々なことに挑戦できるのではないか、またそのような社会を創りたい、と考えたのが今の会社を起業することになったきっかけです。

住んでいる国や地域、生まれた環境によって日常的に得られる情報や機会には偏りができ、自分自身ではどうにもならない情報格差が最初の段階で生まれてしまいます。「この場所に生まれたから、こういう生き方」というのは変だと思いますし、誰でも様々な選択肢があって良いと思います。また、その偏りは大人になって気づくことが多く、子供の時には気づかないことも多いです。それによって人の可能性を摘んでしまうのも勿体無いと思います。もっと様々な選択肢があるんだと気付き、自ら選ぶことによって、可能性を広げられる人々を増やしたいです。

──現在のお仕事は、どのような人に対して、どのように役に立ちたいと考えていますか?

鈴木さん 『誰でもきっかけさえあれば、挑戦と成長を繰り返して、夢を実現できる社会を創る』というビジョンを掲げていますので、対象にする人は特に限定していませんが、最初から全ての方を対象にはできませんので、まずは10-20代の学生の方向けに「このサービスがあったから自分の人生の方向性が大きく変わった」と言ってもらえるようなサービスを開発していきたいと考えています。

現在は先に紹介したように海外から日本に来られる留学生を対象としたサービスを展開しておりますが、19年5月末からアジアの大学に留学したい日本人学生を対象にしたサービスも展開しております。


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interview

今後の展開、未来について

──今後は今のお仕事をどのように発展させていきたいと考えていますか?

鈴木さん 今後も「誰でもきっかけさえあれば、挑戦と成長を繰り返して、夢を実現できる社会を創る」というビジョンのもと、様々なオンラインサービスを展開していきたいと考えています。現在は、10-20代を対象とした教育サービスを提供していますが、今後は対象年齢を広げてくだけでなく、教育以外の領域においても新しい価値創出をしていきたいです。

──ご自分のこれまでの歩みやこれからの挑戦にキャッチコピーをつけるとしたら?

鈴木さん 『小さなきっかけと小さな勇気で、自分の人生を切り開く』

──現在のお仕事・お取り組みを改めてご紹介ください。

鈴木さん 株式会社Doorkelでは、「きっかけ」をテーマに若年層を対象としたインターネットサービスを手掛けています。海外進学を目指す学生、学生を迎えたい教育機関、奨学金提供機関が有機的に繋がり、コミュニケーションや直接的なコンタクトをとることができるSNSサービス『SchooLynk』はすでに世界170カ国以上の学生がサービスを利用しています。

今後も、教育だけでなく、幅広い領域でサービスを展開し、世界中の人に、人生における選択肢を広げるための「きっかけ作り」を行なっていきます。


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これから進路を決めるみなさんに向けて

──受験生やその保護者のみなさんに向けて何かアドバイスはありますか?

鈴木さん 「どんな大学を出て、どんな企業に勤めている」というのが大切なのではなく、「何ができるのか、なぜそれを行なっているのか」を考え、自分らしさが出せる人が活躍できる社会になるのではと考えています。

例えば自分が勤めている会社の名刺から社名を取った時に、自分に何ができるのだろうか、どう自分を表現するのかを考えてみてください。自分の強みをしっかり持ち、目的を持って行動している人とそうでない人とでは、数年後に雲泥の差が生まれると思います。周りと同じように勉強するのではなく、自分がやっていて楽しいことや、なりたい自分を常に考え、それをベースにして勉強することで、自分自身の強みが磨かれていくと思うので、何のための勉強なのか、を意識してほしいと思います。

進学に関しても、進学のための進学ではなく、「なりたい自分になるために必要だからこの大学を選んだ」という形であってほしいですね。

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